2017/08/08/ (火) | edit |

スマートフォンやノートPC、電気自動車などのハイテク製品はリチウムイオンバッテリーの普及によって実現されています。しかし、リチウムイオンバッテリーにはメリットと同時に多くのデメリットもあるため、代替バッテリーの必要性が叫ばれています。アメリカのIonic Materialsが、リチウムイオンバッテリーを代替する安価で大量生産可能なアルカリポリマー電池の開発に成功したと発表しています。
ソース:http://gigazine.net/news/20170807-ionic-materials/
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1 名前:ノチラ ★:2017/08/07(月) 21:06:43.21 ID:CAP_USER
スマートフォンやノートPC、電気自動車などのハイテク製品はリチウムイオンバッテリーの普及によって実現されています。しかし、リチウムイオンバッテリーにはメリットと同時に多くのデメリットもあるため、代替バッテリーの必要性が叫ばれています。アメリカのIonic Materialsが、リチウムイオンバッテリーを代替する安価で大量生産可能なアルカリポリマー電池の開発に成功したと発表しています。
大容量かつ比較的大きな電圧を出せるリチウムイオンバッテリーの登場によって、家電製品を中心にさまざまな製品の性能が向上しました。しかし、リチウムイオンバッテリーは製造にコバルトを必要としており、コバルト採掘に酷使されるアフリカの児 童の問題が指摘されています。コバルトに限らず原材料であるリチウムが世界に偏在していることから、安定供給の面でもリスクを持っています。そして、一部のスマートフォンでは爆発・炎上する危険性が明らかになるなど、安全性の面でも問題を多く抱えています。
これらのデメリットを差し引いてもリチウムイオンバッテリーのエネルギー密度の高さは魅力的で普及はとどまるところを知らないわけですが、別の見方をすれば、リチウムイオンに取って代わる有力な電池の不在が、リチウム依存の背景にあるとも言えるわけで、世界中の研究者がポスト・リチウムイオン電池の開発に努めています。
高いエネルギー密度を持つ「アルカリポリマー電池」を開発中の、アメリカのマサチューセッツ州ウォーバーンに本拠を構えるIonic Materialsは、リチウムイオン電池を含むエネルギー貯蔵技術に取って代わり得るアルカリポリマー電池の製造プロセス開発に成功したと発表しました。
従来のアルカリ電池は安価に製造でき安全面でも優れているという利点を有する一方で、充電ができないという欠点のために家電製品に採用されることは限定的でした。しかし、Ionic Materialsが開発するポリマーでできたアルカリ電池は充電が可能な二次電池で、電解液を使わないため安全性が高く、すでに充放電サイクルは400回まで到達しているとのこと。Ionic Materialsはさらに3倍まで性能向上できると考えています。
Ionic Materialsが開発したアルカリポリマー電池の製造法に関しては、「プラスチックのラップのように連続的に作製できる製造プロセスを開発した」と明かされていますが、技術的な詳細はわかっていません。しかし、リチウムイオンバッテリーと違いコバルトを使用せず、また、一般的なアルカリ電池が電極に使っている亜鉛よりも安価なアルミニウムで置き換えることにも成功しているとのこと。Ionic Materialsは、軽量な金属であるアルミニウムを使うアルカリ電池は、一般的なリチウムイオン電池よりも軽量かつ安価になるとThe New York Timesに対して答えています。
クリーンエネルギーを使った自動車用の動力源として有力な電気自動車には高性能なバッテリーが欠かせません。アメリカの自動車業界で成り立つAdvanced Battery Consortiumは、リチウムイオンバッテリーの製造コストを大幅に削減するという目標を立てていますが、既存の技術の延長戦ではこの実現は困難であると考えられています。The New York Timesによると、Ionic Materialsが開発したアルカリ電池の製造技術は、Advanced Battery Consortiumの定める目標の5分の1以下のエネルギー生産コストを実現するとのこと。
Ionic Materialsは製造拠点を持たないため、技術を供与するパートナー企業として自動車メーカーを中心に交渉する計画です。Ionic Materialsでは、今回開発に成功したとするアルカリポリマー電池の製造技術を5年以内に実用化したいと考えています。エネルギー問題を研究するBloomberg New Energy Financeは、「電気自動車の本格的な普及は、運転するのに必要なコストがガソリンなどの内燃機関を持つ自動車のコストに一致する2025年までは起こらない」という予測を出していますが、電気自動車の本格普及の時期は、リチウムイオンバッテリーを代替する高性能かつ安価なバッテリーの実用化が大きな鍵を握っていそうです。
http://gigazine.net/news/20170807-ionic-materials/
2 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 21:08:15.23 ID:8TIjIRBE大容量かつ比較的大きな電圧を出せるリチウムイオンバッテリーの登場によって、家電製品を中心にさまざまな製品の性能が向上しました。しかし、リチウムイオンバッテリーは製造にコバルトを必要としており、コバルト採掘に酷使されるアフリカの児 童の問題が指摘されています。コバルトに限らず原材料であるリチウムが世界に偏在していることから、安定供給の面でもリスクを持っています。そして、一部のスマートフォンでは爆発・炎上する危険性が明らかになるなど、安全性の面でも問題を多く抱えています。
これらのデメリットを差し引いてもリチウムイオンバッテリーのエネルギー密度の高さは魅力的で普及はとどまるところを知らないわけですが、別の見方をすれば、リチウムイオンに取って代わる有力な電池の不在が、リチウム依存の背景にあるとも言えるわけで、世界中の研究者がポスト・リチウムイオン電池の開発に努めています。
高いエネルギー密度を持つ「アルカリポリマー電池」を開発中の、アメリカのマサチューセッツ州ウォーバーンに本拠を構えるIonic Materialsは、リチウムイオン電池を含むエネルギー貯蔵技術に取って代わり得るアルカリポリマー電池の製造プロセス開発に成功したと発表しました。
従来のアルカリ電池は安価に製造でき安全面でも優れているという利点を有する一方で、充電ができないという欠点のために家電製品に採用されることは限定的でした。しかし、Ionic Materialsが開発するポリマーでできたアルカリ電池は充電が可能な二次電池で、電解液を使わないため安全性が高く、すでに充放電サイクルは400回まで到達しているとのこと。Ionic Materialsはさらに3倍まで性能向上できると考えています。
Ionic Materialsが開発したアルカリポリマー電池の製造法に関しては、「プラスチックのラップのように連続的に作製できる製造プロセスを開発した」と明かされていますが、技術的な詳細はわかっていません。しかし、リチウムイオンバッテリーと違いコバルトを使用せず、また、一般的なアルカリ電池が電極に使っている亜鉛よりも安価なアルミニウムで置き換えることにも成功しているとのこと。Ionic Materialsは、軽量な金属であるアルミニウムを使うアルカリ電池は、一般的なリチウムイオン電池よりも軽量かつ安価になるとThe New York Timesに対して答えています。
クリーンエネルギーを使った自動車用の動力源として有力な電気自動車には高性能なバッテリーが欠かせません。アメリカの自動車業界で成り立つAdvanced Battery Consortiumは、リチウムイオンバッテリーの製造コストを大幅に削減するという目標を立てていますが、既存の技術の延長戦ではこの実現は困難であると考えられています。The New York Timesによると、Ionic Materialsが開発したアルカリ電池の製造技術は、Advanced Battery Consortiumの定める目標の5分の1以下のエネルギー生産コストを実現するとのこと。
Ionic Materialsは製造拠点を持たないため、技術を供与するパートナー企業として自動車メーカーを中心に交渉する計画です。Ionic Materialsでは、今回開発に成功したとするアルカリポリマー電池の製造技術を5年以内に実用化したいと考えています。エネルギー問題を研究するBloomberg New Energy Financeは、「電気自動車の本格的な普及は、運転するのに必要なコストがガソリンなどの内燃機関を持つ自動車のコストに一致する2025年までは起こらない」という予測を出していますが、電気自動車の本格普及の時期は、リチウムイオンバッテリーを代替する高性能かつ安価なバッテリーの実用化が大きな鍵を握っていそうです。
http://gigazine.net/news/20170807-ionic-materials/
サムスンが、upしそうだな
3 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 21:10:14.51 ID:8w0she45EVの走行距離の拡大にも期待できるかな。
4 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 21:11:07.17 ID:/k8Zwv1Kマグネシウムとか他にもいろいろあったような
12 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 21:33:26.87 ID:JkRLiY7/おれは乾電池派
25 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 22:04:23.43 ID:bYN4MgfE
こういったニュースって昔から色々あるけど
一つも実用化してないということは
闇の勢力に消されてるんだろうな
発表せずに発売してしまえばいいのに
35 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 22:26:58.68 ID:5FxjCm3U一つも実用化してないということは
闇の勢力に消されてるんだろうな
発表せずに発売してしまえばいいのに
量産化してから発表してくれw
なんど騙されたことか
50 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 23:25:28.82 ID:CFRZBkKcなんど騙されたことか
400サイクルならまだ実用化は遠いな
1200でも正直微妙だろ…
1200でも正直微妙だろ…
52 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 23:33:34.86 ID:QdC1S0gF
54 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/07(月) 23:56:04.81 ID:vLRarJvf
>>50
そんなこと言ったらリチウムですら実用品でないことになる
59 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/08(火) 01:24:22.43 ID:zU/GzpoTそんなこと言ったらリチウムですら実用品でないことになる
頑張れ蓄電池技術(・∀・)
61 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/08(火) 01:35:30.63 ID:7DGiNfu8高密度にエネルギーを集めるほど危険は増す。
73 名前:名刺は切らしておりまして:2017/08/08(火) 02:19:54.76 ID:oHK66Qb6出す出す詐欺
引用元:http://egg.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1502107603/スポンサード リンク
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寝言は寝てから言え!おはようさんw
これだけリチウムイオン普及しても儲かってないよな
石油メジャーはどんだけぼってんだよ
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元の記事を見てきたけど容量のことは一切かかれてなかった
価格や安全性、耐久性ならニッケル水素電池があるし
価格や安全性、耐久性ならニッケル水素電池があるし
ナトリウム使うのでは、カルシュウムの方が良いが難しそう、ナトリウムだと電圧がだいぶ下がる、値段は多少下げられる。
電池系は、出す出す詐欺が横行してる。
だから、トヨタの「全体電池の技術」発表に対して
テスラは懐疑的なんだよなあ。
もっとも、トヨタはそういうブラフを撃たない企業であるが。
だから、トヨタの「全体電池の技術」発表に対して
テスラは懐疑的なんだよなあ。
もっとも、トヨタはそういうブラフを撃たない企業であるが。
バッテリーとしての性能や劣化度合いなんかも気になるわ
こう言うのは追加の研究費で豪遊したいから発表する事が多々あるよな
やっぱり出来ませんでしたって部門丸ごと切り離して
途中投げして研究資料一切合財売っぱらったりしてね
大量生産が始まる目途が立ってから教えてくれw
やっぱり出来ませんでしたって部門丸ごと切り離して
途中投げして研究資料一切合財売っぱらったりしてね
大量生産が始まる目途が立ってから教えてくれw
本命は固体だからな
リチュウムとかカルシュウムって書くと頭悪そうに見えるな。
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