2019/10/17/ (木) | edit |

10月9日、トヨタ自動車で「秋季」労使交渉が開かれた。1969年に年間ボーナス(一時金)の労使交渉を導入してからこれまで、延長戦に突入したことは一度もない。異常事態である。
ソース:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50896520R11C19A0000000/
スポンサード リンク
1 名前:田杉山脈 ★:2019/10/15(火) 17:18:16.48 ID:CAP_USER
10月9日、トヨタ自動車で「秋季」労使交渉が開かれた。1969年に年間ボーナス(一時金)の労使交渉を導入してからこれまで、延長戦に突入したことは一度もない。異常事態である。
ふたを開ければ満額回答で、冬季の一時金を、基準内賃金の3.5カ月、2018年冬季比16%増の128万円にすると決めた。日経ビジネスは半年間にわたる延長戦の内実を取材。満額回答に至る裏側で、トヨタの人事制度がガラガラと音を立てて変わろうとしていた。
【関連記事】 トヨタ初の秋交渉、満額妥結の先の難路
春の交渉では、労使のかみ合わなさがあらわになった。13年ぶりに3月13日の集中回答日まで決着がずれ込み、結局、一時金について年間協定が結べなかった。「夏季分のみ」という会社提案を組合がのみ、結論を先延ばしにした格好だ。
きっかけは、その1週間前だった──。
3月6日に開かれた第3回の労使協議会は、異様な雰囲気に包まれていた。「今回ほどものすごく距離感を感じたことはない。こんなにかみ合っていないのか。組合、会社ともに生きるか死ぬかの状況が分かっていないのではないか?」。緊迫感のなさに対して、豊田章男社長がこう一喝したからだ。
組合側からの「モチベーションが低い」などの意見を聞いての発言だが、重要なのはそのメッセージが、非組合員である会社側の幹部社員にも向けられた点にある。
労使交渉関係者は次のように証言する。「社長は、若手が多い組合側よりも、ベテランを含むマネジメント層に危機感を持っていたようだ」
豊田社長の発言を受けて急きょ、部長などの幹部側が集まった。危機感の不足を議論し共有するのに1週間を要した。これが、会社回答が集中日までずれ込んだ理由の一つだった。
10月9日、労使交渉を終えた後の説明会で、河合満副社長はこう述べた。「労使が『共通の基盤』に立てていなかった。春のみの回答というのは異例だったが、労使が共通の基盤に立つための苦渋の決断だった。今回の(労使での)やり取りの中で、労使それぞれが変わりつつあるのかを丁寧に確認した」
豊田章男社長や河合副社長が実際に現場をアポイントなしで訪れ、現場の実態を確認。そのうえで、トヨタの原点である「カイゼン」や「創意くふう」に改めて取り組んだ。5月には60%だった社員の参加率は9月には90%まで上昇したという。「全員が変われるという期待が持てた。労使で100年に1度の大変革期を必ず越えられる点を確認し、回答は満額とした」(河合副社長)
豊田社長が危機感をあらわにし、トヨタが頭を悩ませているのは、「変わろうとしない」社員の存在だった。
■トヨタ労組「機能していない人がたくさんいるのでは」
事実、河合副社長も「取り組みはまだまだ道半ば。マネジメントも含め、変わりきれていない人も少なくとも存在する」と報道陣に述べ、トヨタ自動車労働組合の西野勝義執行委員長も労使交渉の場で「職場の中には、まだまだ意識が変わりきれていなかったり、行動に移せていないメンバーがいる」と会社側に伝えた。
この問題に対応するため、トヨタ労使は、春季交渉からの延長戦の中で、現場の意識の確認とは別に、評価制度の見直しに着手していた。
労使交渉の関係者などへの取材によると、トヨタにはいまだ、年次による昇格枠が設定されている。総合職に当たる「事技職」では、40歳手前で課長、40代後半で部長というのが出世コースで、このコースから外れると挽回はほぼ不可能とされる。労使交渉では、組合側から「機能していない人がたくさんいるのではないか」「組織に対して貢献が足りない人もいるのではないか」という率直な意見が出た。
関係者は語る。「リーマン・ショックまでは拡大路線が続き、働いていなくても職場の中で隠れていられた。最近はそうはいかず、中高年の『働かない層』が目立ち始めた」
秋の労使交渉後に報道陣の取材に応じたトヨタ自動車総務・人事本部の桑田正規副本部長は、日経ビジネスの「年功序列をどう変えていくのか」との質問に対して「これまでは『何歳でこの資格に上がれる』という仕組みがあった」と認め、こう続けた。
「その仕組みが、現状を反映していない場合もあった。例えば、業務職では、ある程度の年齢にならないと上がれなかったが、その期間が長すぎた。明らかに時代に合っていないものは見直していきたい。それ以外(の職種)でも、できるだけ早めにいろんな経験をさせたい。大きく(年功序列の仕組みを)撤廃するということではなく、多少、幅を広げていきたいと思っている」
以下ソース
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50896520R11C19A0000000/
7 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 17:53:56.10 ID:NjbDXIwLふたを開ければ満額回答で、冬季の一時金を、基準内賃金の3.5カ月、2018年冬季比16%増の128万円にすると決めた。日経ビジネスは半年間にわたる延長戦の内実を取材。満額回答に至る裏側で、トヨタの人事制度がガラガラと音を立てて変わろうとしていた。
【関連記事】 トヨタ初の秋交渉、満額妥結の先の難路
春の交渉では、労使のかみ合わなさがあらわになった。13年ぶりに3月13日の集中回答日まで決着がずれ込み、結局、一時金について年間協定が結べなかった。「夏季分のみ」という会社提案を組合がのみ、結論を先延ばしにした格好だ。
きっかけは、その1週間前だった──。
3月6日に開かれた第3回の労使協議会は、異様な雰囲気に包まれていた。「今回ほどものすごく距離感を感じたことはない。こんなにかみ合っていないのか。組合、会社ともに生きるか死ぬかの状況が分かっていないのではないか?」。緊迫感のなさに対して、豊田章男社長がこう一喝したからだ。
組合側からの「モチベーションが低い」などの意見を聞いての発言だが、重要なのはそのメッセージが、非組合員である会社側の幹部社員にも向けられた点にある。
労使交渉関係者は次のように証言する。「社長は、若手が多い組合側よりも、ベテランを含むマネジメント層に危機感を持っていたようだ」
豊田社長の発言を受けて急きょ、部長などの幹部側が集まった。危機感の不足を議論し共有するのに1週間を要した。これが、会社回答が集中日までずれ込んだ理由の一つだった。
10月9日、労使交渉を終えた後の説明会で、河合満副社長はこう述べた。「労使が『共通の基盤』に立てていなかった。春のみの回答というのは異例だったが、労使が共通の基盤に立つための苦渋の決断だった。今回の(労使での)やり取りの中で、労使それぞれが変わりつつあるのかを丁寧に確認した」
豊田章男社長や河合副社長が実際に現場をアポイントなしで訪れ、現場の実態を確認。そのうえで、トヨタの原点である「カイゼン」や「創意くふう」に改めて取り組んだ。5月には60%だった社員の参加率は9月には90%まで上昇したという。「全員が変われるという期待が持てた。労使で100年に1度の大変革期を必ず越えられる点を確認し、回答は満額とした」(河合副社長)
豊田社長が危機感をあらわにし、トヨタが頭を悩ませているのは、「変わろうとしない」社員の存在だった。
■トヨタ労組「機能していない人がたくさんいるのでは」
事実、河合副社長も「取り組みはまだまだ道半ば。マネジメントも含め、変わりきれていない人も少なくとも存在する」と報道陣に述べ、トヨタ自動車労働組合の西野勝義執行委員長も労使交渉の場で「職場の中には、まだまだ意識が変わりきれていなかったり、行動に移せていないメンバーがいる」と会社側に伝えた。
この問題に対応するため、トヨタ労使は、春季交渉からの延長戦の中で、現場の意識の確認とは別に、評価制度の見直しに着手していた。
労使交渉の関係者などへの取材によると、トヨタにはいまだ、年次による昇格枠が設定されている。総合職に当たる「事技職」では、40歳手前で課長、40代後半で部長というのが出世コースで、このコースから外れると挽回はほぼ不可能とされる。労使交渉では、組合側から「機能していない人がたくさんいるのではないか」「組織に対して貢献が足りない人もいるのではないか」という率直な意見が出た。
関係者は語る。「リーマン・ショックまでは拡大路線が続き、働いていなくても職場の中で隠れていられた。最近はそうはいかず、中高年の『働かない層』が目立ち始めた」
秋の労使交渉後に報道陣の取材に応じたトヨタ自動車総務・人事本部の桑田正規副本部長は、日経ビジネスの「年功序列をどう変えていくのか」との質問に対して「これまでは『何歳でこの資格に上がれる』という仕組みがあった」と認め、こう続けた。
「その仕組みが、現状を反映していない場合もあった。例えば、業務職では、ある程度の年齢にならないと上がれなかったが、その期間が長すぎた。明らかに時代に合っていないものは見直していきたい。それ以外(の職種)でも、できるだけ早めにいろんな経験をさせたい。大きく(年功序列の仕組みを)撤廃するということではなく、多少、幅を広げていきたいと思っている」
以下ソース
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50896520R11C19A0000000/
マツダにはそういうのが山ほど居るがな
17 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 19:36:29.00 ID:JqnCaWbfカイゼンはできてもイノベーションはできない巨大老人企業
24 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 19:51:10.55 ID:mFr3l8X5変わらなきゃ!
44 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 20:31:09.88 ID:lppmvt82
まずは
まともなデザイナーを連れてこいよ
45 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 20:32:42.81 ID:nQxN3RXkまともなデザイナーを連れてこいよ
好調で余裕がある時こそリストラしなくてはならない
63 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 21:04:04.92 ID:f9/EBQpeわんさかいる役員の連中って報酬に見合う貢献してるか?
74 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 21:23:40.74 ID:RVWReiUl降格があったらまた違うよな。
実務職っていうのが所謂一般職だったっけ。
97 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 22:13:36.66 ID:PIW1DPOy実務職っていうのが所謂一般職だったっけ。
勝ち組貴族は変われない
112 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 22:34:09.29 ID:kdO287oX10年前なら正解。 いまさら遅い。
113 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 22:34:14.48 ID:sj1UINVx社長が世襲制というのも変えるべきだ。
151 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/15(火) 23:22:14.72 ID:Nrwnw05Y時代の変化についていけないと滅びるだけ
183 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/16(水) 00:53:36.54 ID:IWncjZiQどうせ誰かが上手くやってくれるよ
197 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/16(水) 03:08:18.02 ID:GSzOJB7eほらな~
グローバル企業なんか保護しても、
日本のためになんかならないよ
231 名前:名刺は切らしておりまして:2019/10/16(水) 08:11:22.91 ID:yIaRy2LBグローバル企業なんか保護しても、
日本のためになんかならないよ
精神論になってきてるね・・・
引用元:https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1571127496/スポンサード リンク
- 関連記事
-
- 【仏】ルノー、日産株売却の公算高まる
- 【車】トヨタ「グランエース」の発表に動揺した販売現場 大きなボディサイズにメンテに問題
- 今度はマツダが経営不振に。プレミアム戦略で高級路線に走るも、昨年比売上マイナス11%の大苦戦
- 【自動車】トヨタが主力小型車「ヤリス」発表 「ヴィッツ」廃止し世界で名称統一
- トヨタ前代未聞の労使交渉、「変われない社員」への警告
- 【自動車】トヨタとダイハツのタッグで実現 新型軽オープンスポーツカー「コペンGRスポーツ」登場
- トヨタがカローラワゴンのクロスオーバー仕様、カローラトレック発表
- スズキ・ハスラーがフルモデルチェンジへ、2代目はタフさをアピール
- 【EV】テスラ、無人のクルマを呼び出す自動運転機能「Smart Summon」--利用は自己責任で
こういう意識実行があるかぎり
トヨタの天下は終わらんだろうなぁ
トヨタの天下は終わらんだろうなぁ
そんなにトヨタが嫌なら労働貴族で有名なヒュンダイに行けば良いじゃない
マジでトヨタのカイゼンとか害悪でしかないからな
中身はいいけどデザインひどい現状をなんとかしたらまた買うよ
野菜工場でも始めますか
そもそも変わった社員って具体的にはどんな社員だよ?
ネクタイに海パンで通勤する社員とか?
ネクタイに海パンで通勤する社員とか?
※2422921
政治も含めて北米市場に目を向けてる社員のことじゃね?
儲かってるようでそうでもない中国市場に拘ってるのが未だ相当数いる
政治も含めて北米市場に目を向けてる社員のことじゃね?
儲かってるようでそうでもない中国市場に拘ってるのが未だ相当数いる
トヨタはトップが成長を続けているからまだ期待が持てる
近々カリスマを失うであろうスズキ、低調なマツダ、混乱の続く日産などは新しいリーダーシップが必要だ
近々カリスマを失うであろうスズキ、低調なマツダ、混乱の続く日産などは新しいリーダーシップが必要だ
愛知の朴知事の一件でトヨタ車ユーザーの質が問われたからね
トヨタの面白いとこって役員の学歴がけっこうバラバラなとこだな
その学歴じゃ財閥系だと下っ端で終わるって人も役員やってるし
そもそも副社長が中卒で現場の叩き上げだし、完全に実力主義の会社だな
その学歴じゃ財閥系だと下っ端で終わるって人も役員やってるし
そもそも副社長が中卒で現場の叩き上げだし、完全に実力主義の会社だな
改善の為じゃなくて金のために30%増えたんだろその30%がヤクザみたいな連中なだけ
ちょっと何言ってるか解らない
まさに記事の通りだな。
自動車業界、どこの会社も現場の若手は割りと意識高いのが多い。足を引っ張ってるのは出世コースから外れた40、50の事務系窓際族ども。ろくに仕事もしないのに年功序列で基本給だけは無駄に高い。ただただ労務費が嵩むだけなんだよ。
自動車業界、どこの会社も現場の若手は割りと意識高いのが多い。足を引っ張ってるのは出世コースから外れた40、50の事務系窓際族ども。ろくに仕事もしないのに年功序列で基本給だけは無駄に高い。ただただ労務費が嵩むだけなんだよ。
降格が無いか某悪質就職斡旋会社のエセ人事制度を間に受けた会社だとヤバイよな
上が無能だけど外せないし常に360度評価しないから成長もしない
組織として終わる
上が無能だけど外せないし常に360度評価しないから成長もしない
組織として終わる
まあ、他社に先駆けて自動運転を確立しないとヤバイからな。
つまり会社に貢献出来てない人はリストラする可能性があるから警告しとくわって事でしょ?
トヨタのような、下請に値下げを毎年強要するような会社は潰れれば良いのに
案の定ヒュンダイマンが火病っててワロタ
自分の食えない飯なら灰でも入れてやる.
社員が自ら変わるには、会社の人事制度が先に変わらなければいけない。例えば、ライン工員が新車開発の仕事をやりたいと思っているのなら、その道へ行ける何らかの仕組みがなければならない。それがトヨタにはあるのかな?ライン工員は、一生ライン工員でしかいられないような仕組みになっていないかな?
廃)Fun to drive
↓
新)Fun to live
トヨタ「キャンピングカー?」
被再地 (人∀・)タノム
ライン工員が新車開発の仕事って…はぁ~(クソデカため息)
トヨタもニッサンみたいに上の方が外国人で、美味しいことしてるって聞いたけど本当かな。
スクエニの二の足踏むかどうか見ものだな?
誹謗中傷、差別、反社会的な内容、未成年に不適切なコメントなどはお控えください。
コメントスパム対策のため、きつめに禁止ワードを設定しております。
コメントスパム対策のため、きつめに禁止ワードを設定しております。
|

アンテナさんからの人気、注目記事!!
おすすめ新着記事!!
